Android Bazaar and Conference 2012 Springに行って来ました

ABC 2012 Springに(今回は)一般参加者として参加してきました。

運営の方々お疲れ様でした&ありがとうございました。

回を重ねるにしたがい、当たり前ですがAndroidが普及したなーと思わせる盛況ぶりでした。特に女性の参加者が増えているのが普及期が来たなと感じました。講演内容も割りと高度な内容が多くなってきて、マネタイズやプロジェクト運営の話など、Androidを利用した場合の課題や問題点が浮上してきているのが興味深かったです。

さて、今回参加してちょっと気になったことがありました。

1. 開発者とマネジメントの齟齬

講演では、開発者とデザイナー、マネージャの関係について、こうすべき、こうしたほうが良くなる。といった講演では満員の聴衆が頷く場面が多くありました。しかし、聴衆のほとんどは開発者側の人たちであり、この内容は本当は経営層やマネージメント層に訴求すべき内容なのです。しかしそういった方々の多くは、こういったイベントには参加しない側の人たちだったりします。ここに技術とマネジメントの齟齬が発生しているように思います。ジャーナリストの多くがiPhoneに拍手を送ることで、ビジネスとしてカッコいい、スマートなイメージがあり、そちらへ向かいがちな点。そして同じモデルをAndroidにも求めていることに違和感を感じます。Androidでマネタイズしたいのであれば、こういった場所にマネジメント層が来て拝聴し、iPhoneとの違いを認識しなければならないと思います(相当泥臭いプロジェクト運営になる可能性はあります)なんとなくですが、

「楽して」儲けたいマネジメント層 VS 「楽しく」開発したい開発者

という構図が浮かび上がって見えてきました。これだけ多くの開発者がいるにもかかわらず、儲からないというのはマネジメント層と開発者の齟齬に問題があるような気がします。開発のディレクションの問題なのか、企画の問題なのか、しばらくは混沌としそうですが、いち早くノウハウを持ったところがマネタイズできる可能性がありそうです。

2. メーカ関係者(開発者)はいずこ?

ABCはアプリ開発を中心としたIT企業系の参加者が多いです。メーカ系は端末を製造するメーカの講演はあるのですが、参加者にメーカ関係者がどれくらい来ていたのか気になりました(某社は過去最大の人数が参加したそうです。GJ)コンシューマエレクトロニクスの向かう先に、モバイルテクノロジーはもはや避けて通れません。高木先生の個人情報の取り扱いについての講演は、今後重要な意味を持つことになるでしょう。デバイス関連ではFXI社のCotton Candyのような発想が可能性を感じさせます。日本でもこういったデバイスを発売するメーカが出てきて欲しいです。ESECやETは、今ある課題を解決するための展示会ですが、ABCはこれから何が起こるか、何を創るのか、を想像し次世代を創造するイベントです。

メーカ関係者はESECとかETとかだけじゃなくて、ABCとかMakeにこそ参加した方が良い

1つ前のエントリで、製造業系の平均年齢を調べましたが、こういったイベントに参加する人が少ない要因の一つになっているのではないでしょうか。若い技術者はどんどんと外へ出る習慣を付けて欲しいと思います。この習慣を付ける・付けないとでは3〜5年後の自分の市場価値で大きな差が開くことになるでしょう。

最後に

総裁スゲー!!

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